先週は日商簿記3級の試験日でした。遅くなりましたが、、、
受験された皆様、大変お疲れさまでした!!
簿記は正直言ってまっっっったく専門外だったのですが、
仕事の関係上「こりゃ知ってないとまずいな!!」っという状況になり、半ば強制的に受験することになったのであります。
でもま、簿記3級くらいの知識はあった方がいいしね!(資格□クエアの□野先生も講義でおっしゃってましたし)無駄な知識にはならないはずです。
法律はそれなりに勉強していましたが簿記や経理、会計に関しては全くのド素人だったので、勉強していて苦労した点や受験して思ったことを忘れないうちに書いておこうと思います!
受験しようか迷っている人は、よかったら参考にしてみてください。
- そもそも簿記って何なんだ?
- 簿記って数学苦手だと向いてない?というありふれた質問について
- 簿記完全素人のぼくが進めた勉強法その1ーテキストを買って読む
- 簿記完全素人のぼくが進めた勉強法その2ー資格スクールの講座を受ける
- 試験の手応え・感想
- まとめ
そもそも簿記って何なんだ?
「結構勉強してる人多いけど、そもそも簿記ってなんやねん」
なーんて質問が聞こえてきそうですよね。
簿記というのは、(ぼくなりの捉え方ですけど)簡単に言えば
会社のお金の動きを管理してそれをきちんと把握するために、帳簿にその動きを書き記しておくこと
だと思います。
みなさん大体何らかの会社に勤めていたり経営していたり取引先だったり…ってことが多いと思いますけど、「会社」とくに「株式会社」とはそもそもが営利団体なわけです。
わかりやすく言うと「会社=金儲けのために作られた組織」です。
(会社法の最初のところで勉強しますね)
ってことは、金儲けのために作られた会社においてお金がどのように動いているのか?
もう少し詳しく言うと
どんな理由でいくらぐらいのお金が入ってきて、
どんな理由でいくらぐらいのお金が出て行って、
その結果今手元にはいくらぐらいのお金が残っているのか?(いくら儲かったのか?)
こういうことが会社にとってとっても大事になってくるわけです。
簿記と言うのは、そのための記録の仕方を学ぶものだと言うことができますね。
簿記って数学苦手だと向いてない?というありふれた質問について
よくありますよね。この質問。
しかし!勉強してみて「そんなことは全然ない」とぼくは思います。
なぜか?
簿記3級は加減乗除までしか出てこないから!
(2級以上は知らんけど)
あ、でも当然数字を扱うわけですから(むしろ数字だらけ)、「数字をみるだけで頭がクラクラする…」みたいな数字アレルギー(?)をお持ちの方は流石にかなり苦戦すると思います。
が、そうじゃない限りはあんまり気にする必要はないと思いますね。
あとは電卓使えれば全然問題ないです。
簿記完全素人のぼくが進めた勉強法その1ーテキストを買って読む
そんなわけで簿記の何たるかをざっくり理解したぼくは、
「合格率5割前後らしいけど、別に資格スクールなんぞ使わんでもテキスト買って読んで問題解けば何とかなるしょ」
と完全にナメまくっていたんです。で、買ったのがこちらのテキスト。
結構人気らしいんですよ。これ。まあ特にこだわりがなければとりあえず売れ筋を買っとけ!って言うのは、なんかある意味セオリー通りみたいな感じがしますよね。
で、読んでみたんですよ。そうしたら!!
「やべえ、全っ然わかんねえ・・・」
となってしまいました。。
正確に言うと、書いてあることはわかるんですよ。
お金を払ったら、右側と左側に書くんだよ!とか、損益計算書と貸借対照表の名前くらいは以前から知っていましたからね。
わかるんですけど、「商品を仕入れ、現金で支払った。仕訳をしなさい。」とかっていう問題を見ても(コレ、一番簡単なレベルの問題ですよ)、
「うん。だから何?」
「え、仕訳しろって?そんなの経理の人がやればいいじゃん」
っていうツッコミを自分で入れてしまって、勉強が全然進まないんです。
結局、このテキスト読んでもちんぷんかんぷんで、余計分からなくなってしまいました。
(このテキストの出来が悪いと言うことを言いたいのではありませんよ。念のため。ぼくの場合は単純に会わなかっただけだったんだと思います。)
簿記完全素人のぼくが進めた勉強法その2ー資格スクールの講座を受ける
実は以前(3年くらい前かな?)にも簿記には挑戦しようと思ったことがあって。
その時もテキスト買ってきたんですよね。
ま、全然分からなくてその時も諦めちゃったんですけど。その時はこれだったかな。
まあそんな感じでテキスト2回買って2回とも挫折してしまったので、
「うん。こりゃ簿記は独学に向いてないな。やっぱり人に説明してもらったのを聞いて理解する方がイイ。」
と、自分の中である種の諦めとも取れるような考えに至りました。
サンプル講義などをいくつか比較して、フォーサイトの簿記3級講座に申し込みました。テキスト、DVD、問題集、解答解説、解答用紙などなど…至れり尽くせりの内容で10,000円というのだから驚き。
1万円くらいなら、ダメならダメでもいいか。って思えますよね。
で、とりあえず
① 講義を聴く(この時はあんまり分かってない)
② 練習問題を解く→復習+分からなかったら講義・テキストで確認
③ 本試験問題を解く→復習+分からなかったら講義・テキストで確認
という、当たり前すぎる進め方ですが、愚直に進めて行ったのです。途中「このやり方であってるのかな・・・?」とか思ったこともありましたが、気にせずに続けました。
そうすると不思議なもので、最初は分からなくても「解く→見直す」という作業を繰り返しているうちに、なんとなく「あ、コレってこういうことか」って分かってくるんですよね。
(たぶんこの感覚は、簿記3級に限らず資格試験なら何でも同じなんじゃないかと思います)
「もしかしたらコレは行けるかもしれない」
と思ったのは1月下旬頃、申込締切の直前でした。
試験の手応え・感想
で、勉強を続けて迎えた先週の試験ですね。不安でしたが受けてきましたよ。
受験直後の手応えとしては
「う〜ん、五分五分かな。」
って感じでしたが、自己採点してみたらどうやら80〜90点程度は取れていそうな予感。合格発表は来月になってからですが、問題なければ合格していると思われます。
また正式に発表されたら更新します。(するかな・・・?)
まとめ
「簿記3級?独学で余裕!予備校使う必要なし!」
「簿記3級ナメてかかったら全然分からん…。むずすぎ…。」
ネット上ではどちらも見かける主張です。
「え、簿記3級くらいでスクール使うのはちょっと・・・」
「いや、このくらいなら頑張れば独学で行ける!」
と言うのは全然思わなくてもイイんじゃないかと思いました。
それよりも自分に合う勉強方法を見つけて、その方法でやってみる!って方がよっぽども重要なんじゃないかと思います。
簿記3級、個人的にはかなりコスパいい資格(検定)だと思いますので、なんか資格を取ろうと思ってる方は是非挑戦してみてください!(この辺の話はまたあとで書けたらいいなあ)
それでは、また!!